なぜお客の絞りこみが必要か?
ご自分の強みがはっきりしてきましたら、今度はお客の絞込みをしなければなりません。お客の絞込みというと、多くの経営者の方は、お客を絞り込むと売上が下がるのではないかという疑問を持つようです。
確かにそのような不安になるのもわからないでもないのですが、ちょっと考えてみましょう。当たり前のことですが、人間には様々な人がいます。日本人だけでなく外国人もいますし、年齢の違いや性別の違いなどや、趣味や考え方の違いなどそれこそ千差万別でしょう。
このような様々な人に対して、売り込むとしても、多くの人は、あなたの商品やサービスに興味や関心はないのです。女性を口説く場合もそうですが、あなたに興味や関心のない女性を口説くのは極めて難しく、余分な労力が必要となるのです。
時間は有限なのです。まずは見込みとなる顧客をしっかりと見極める事が必要です。そしてその見込み客と思われるものに対して、時間やお金を集中して投資する必要があるのです。
お客の気持ちになってみる
それでは、お客の絞込みはできたでしょうか?お客の絞りこみですが、できればあなたがずっとお付き合いをしたいと思うお客に絞りこむと、精神衛生上も良く楽しく仕事ができます(笑)。
お客の絞込みができましたら、その絞り込んだお客になりきってみましょう。具体的には、そのようなお客さんなら、あなたにどのような要望を持つでしょうか?
このようなサービスをして欲しいだとか、この辺を改善してくれればいいのになあとか、様々なことが浮かびあがってくるのではないでしょうか。ここは大事なことなので、時間をかけてもじっくりと考えてみましょう。
お客の絞込みをしっかり行いましたら、お客が喜ぶであろうと思われることを、ホームページに反映させるのです。ホームページにはストーリーを作ってお客に訴える事が必要なのです。
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